フロントフォークオイル漏れ
ハーレーに乗って江ノ島へ散歩に行って缶コーヒー飲みながらバイクを眺めてたら見ちゃった。
フロントフォークからオイルが漏れちゃってます。
走行距離は2万キロでそろそろオイルシールが駄目になる頃かな?と予想をしてたら左側のフォークからビシャビシャとオイルが漏れ始めました。
細い筋ができるくらいのオイル漏れなら気にするほどではないのですが、ここまでオイルが漏れ出すともう止まりません。更に放置するとフロントフォークが床までオイルまみれになります。
フォークを調べてみる
フロントフォークのオイル漏れの原因を調べます。
オイル漏れはオイルシールの摩耗が主な原因です。それ以外にインナーチューブの点サビでオイルシールに傷が入って隙間からオイルが漏れるケースもあります。先ずはインナーチューブに錆がないか調べます。
よく見ると10年も経過するので点サビがポツポツありました。
点サビをカッターナイフの刃で錆を取り除きます。
錆が深く凹みや穴があると再利用してもオイル漏れは直りません。その場合はインナーチューブ単体を新品に交換しましょう。
ダストカバーを外してみた
フォークのダストカバーを外すと錆が落ちてきた。
このカバーが付いてると洗車や雨で水が溜まってしまいますね。
水抜き穴が内側に開いてるので駐車時、右側は良しとして左側のフォークは構造上水が抜けません。雨ざらしの長期放置車両だと錆が発生しやすいですね。
中から腐ったダストシールが出てきました
キノコみたいに膨らんでるダストシールを初めて見ました。
錆を飲み込んだのかコレはヤバい。アウターチューブ側も錆が侵食してました。
もうオイルシールどころの話ではない
恐る恐る上から覗くと錆だらけのオイルシール。
オイルシールクリップピンもサビサビでいつ折れるかわからない状態です。
ここまで酷いとフォーク丸ごと新品か程度の良い中古をヤフオクで手に入れたほうが修理は早そうです。
僕は長男だからフルオーバーホールできたけど次男だったら我慢できなかった。
雨の後や洗車後は近所を軽く走ってダストカバー内の水抜きを行ったほうが良さそうです。
今回使った部品
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