ハーレーのトラブル

スポーツスターのパーツリスト

1954-1978 XL/XLH パーツリスト
1979-1985 XL パーツリスト
1986-1990 XLH パーツリスト
1991-1992 XLH パーツリスト
1993-1994 XLH パーツリスト
1995-1996 XLH パーツリスト
1997 スポーツスター パーツリスト
1998 XLH パーツリスト
1999 スポーツスター パーツリスト
2000 XLH パーツリスト
2001 XLH パーツリスト
2002 スポーツスター パーツリスト
2003 スポーツスター パーツリスト
2004 スポーツスター パーツリスト
2005 スポーツスター パーツリスト
2006 スポーツスター パーツリスト
2007 スポーツスター パーツリスト
2008 スポーツスター パーツリスト
2009 スポーツスター パーツリスト
2010 スポーツスター パーツリスト
2011 スポーツスター パーツリスト
2012 スポーツスター パーツリスト
2013 スポーツスター パーツリスト
2014 スポーツスター パーツリスト
2015 スポーツスター パーツリスト
2016 スポーツスター パーツリスト
2017 スポーツスター パーツリスト
2018 スポーツスター パーツリスト
2019 スポーツスター パーツリスト
2020 スポーツスター パーツリスト
2021 スポーツスター パーツリスト
2022 スポーツスター パーツリスト

スポーツスターの配線図

2001 XLH 配線図(白黒)
2002 スポーツスター 配線図(白黒)
2005 スポーツスター 配線図(白黒)
2006 スポーツスター 配線図(白黒)
2007 スポーツスター 配線図(白黒)
2008 スポーツスター 配線図(カラー)
2009 スポーツスター 配線図(カラー)
2010 スポーツスター 配線図(カラー)
2011 スポーツスター 配線図(カラー)
2012 スポーツスター 配線図(カラー)
2013 スポーツスター 配線図(カラー)
2014 スポーツスター 配線図(カラー)
2015 スポーツスター 配線図(カラー)
2016 スポーツスター 配線図(カラー)
2017 スポーツスター 配線図(カラー)
2018 スポーツスター 配線図(カラー)
2019 スポーツスター 配線図(カラー)
2020 スポーツスター 配線図(カラー)
2021 スポーツスター 配線図(カラー)
2022 スポーツスター 配線図(カラー)

おすすめ整備マニュアル


ハーレーダビッドソン スポーツスターのサービスマニュアル。
2003年キャブレター式のXLHスポーツスターの日常のメンテナンスからエンジンのオーバーホールまで写真付きで詳しく書かれています。

ハーレーダビッドソン スポーツスターのメンテナンスファイル。
2004年以降ラバーマウント式のXLスポーツスターのオイル交換からフォークのオーバーホールまで幅広く説明されてます。
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ハーレー・スポーツスターのトラブル


目次

ヤフオクで買った中古のスポーツスター。生産されて10年落ちモデルです。走行距離が短いので賭けで落札したハーレーです。
オークションの写真だけで判断するのは難しいですよね。納車されてから整備してみるとやっぱり壊れてました。
そんな僕の883奮闘記のはじまりです。

僕のスポーツスタートラブル記録

これまでに発生した私の883修理記録。
ブレーキランプが点きっぱなし
リアブレーキランプスイッチ故障
リアフェンダーの修理
オイル漏れ
オイル漏れ
バッテリーあがり
バッテリーあがり
メーターが動かない
スピードメーターが動かない
ガス欠
ガス欠
フェンダー割れました
リアフェンダーが割れた
ハンドルのひび割れ
ハンドルのひび割れ
お尻が痛い
フォークオイル漏れ
フロントフォークオイル漏れ
マフラーがうるさくなった
マフラーがうるさくなった
LEDヘッドライトが点滅する
タイヤパンク修理
タイヤパンク修理
ニュートラルスイッチ故障
ニュートラルスイッチ故障


トラブル日誌

納車当日

まずは車体全体を目視でグルっと回りながら見ていきます。明らかにサイズ違いのボルトが交換されてます。
エンジンの下側を見てオイル漏れなし。車体の傷から左に立ち転けの跡、右にスリップダウンして転倒した凹みやマフラーの傷、そしてレバーの交換跡。そのくらいですかねフレームに影響出るような大事故は起こしてない車両のようです。

では、細部を調べて安全に乗れる状態か確認し必要ならば修理を行います。

早速キーをイグニッションに挿してオン。セルモーターオン。
セルモーターがキュキュキュキュと音を立ててエンジンが始動しました。走行距離が少なく車体の錆が少ないことから屋根付き車庫で長期間保管されていたのでしょう。アクセルスロットルを回すと元気にエンジンが吹けます。これは低走行だったので読みどおり大当たりです。

続いてブレーキ周りの点検です。ブレーキフルードは何年も交換してないようでドス黒い。蓋を開けるとドブ臭い。幸いブレーキキャリパーピストンシールは固着してなくまだまだ使える感じ。ブレーキパッドも残り5mm以上あるしブレーキディスクも歪んでない。
これならブレーキフルードの入替えだけで済みそうだ。

電装系のチェックを一通り試す。ウインカー右よし左?あれ左後方のウインカーランプが点かない。バイク屋はウインカー・テールランプ確認済みって書いてあったのに。とりあえず次はブレーキランプ、初めからストップランプが点灯してます?ブレーキ握っても離してもベダル踏んで離してもスモールランプになりません。嫌な予感が膨らんでいく。
続いてホーン、これは鳴る。ヘッドライト、LOW/HIの点灯問題なし。スピードメーター、反応なし死んでます。

その他、シートが固定されてなく左右にスライドする。リアフェンダーにドリルの穴や深い傷がついている。ナンバープレートホルダーがグラグラしている。
シーシーバーがチャリンコ用みたいに細い棒でなぜか固定されてない。もし走行中寄り掛かると後ろに転げ落ち死に至る。

とても車検場に持っていける状態ではない。

折角ハーレー買ったのに乗る為には相当の修理が必要ですね。ヤフオクは中古車を安く購入できるけど現状販売だと修理費用が掛かる。安心して乗りたいなら正規ディーラーから認定中古車を買うほうが懸命ですね。

僕はバイクのレストアが趣味なので自分のペースでハーレーをのんびり直すことにしました。

現在のハーレーダビッドソン・スポーツスターは壊れにくい。


2007年、エンジンへの燃料噴射もキャブレターからインジェクションに変わり燃調が狂うことはなくコンピューターのよる制御でミスファイヤもなく燃費性能も高い。
点火時期は機械式ポイント式から進角センサーとECUによる電子制御に変わっている。

エンジンはハーレーダビッドソン社で50年以上、歴史のあるエボリューションエンジンを搭載し部品の改良を重ねミッションのギア抜けや1速ガチョンも改善されている。

2004年、車体フレームの直径が太くなり強度が増した。

サスペンション(SHOWA製)や電子部品など日本メーカーが採用されており精度と耐久性が向上されている。

2004年、エンジンの振動がフレームに繋がる部分を直付けからエンジンマウントを介し衝撃を多少は抑制された。

スポーツスターは改良を重ね壊れにくいバイクに変貌した。

但し、国産バイクやハーレーの他ファミリーと比べスポーツスターは振動が激しくボルトが緩みやすいので大きな事故・故障を避けるために定期メンテナンスが必要になります。

過去のハーレーダビッドソンでは、シリンダーヘッドからのオイル滲みやエンジン高熱によるパワーダウンも珍しくはなかった様だが、2020年でも半世紀前のハーレーダビッドソンが日本で普通に走っていることから部品単体の耐久性はとても高いと言える。また古い車種でも最新技術で維持が可能ということも示されている。

機械ものなので壊れて当然

バイクに限ったことではない。形あるものは壊れる。
ハーレーダビッドソンは社外品のパーツだけでエンジンも作るれる豊富さで壊れても交換パーツが入手しやすい安心感がある。

ハーレートラブルシューティング

トラブルシューティングには次のチェックリストを使用してください。トラブルを引き起こす条件は複数あるため、各原因を慎重に確認してください。

スターターが作動しない、またはエンジンが回転しない


  1. エンジンストップ/ランスイッチがオフになっている。
  2. イグニッションスイッチがオフになっている。
  3. バッテリーが放電してしまっている、または接続部が緩んでいるか腐食している(ソレノイドのチャタリング)。
  4. ハンドルバーのクラッチレバーを握っていない、またはトランスミッションがニュートラルに入っていない。
  5. サイドスタンドが格納位置にない(サイドスタンドインターロック装備車)。
  6. ヒューズが焼き切れている。

エンジンは回転するが始動しない


  1. フューエルタンクが空です。
  2. フューエルフィルターが詰まっている。
  3. バッテリーが放電している、またはバッテリー接続部が損傷しているか外れている。
  4. スパークプラグが汚れている。
  5. スパークプラグケーブルの接続部が緩んでいるか、状態が悪くてショートしている。
  6. コイルやバッテリーにおいて、配線が緩んでいる、あるいは配線やケーブル接続部が腐食している。
  7. フューエルポンプが作動していない。
  8. ヒューズが焼き切れている。

始動が困難


  1. スパークプラグが不良、ギャップが不適正、あるいは部分的に汚れている。
  2. スパークプラグケーブルの状態が悪く、リーク(漏電)している。
  3. バッテリーがほとんど放電してしまっています。
  4. 配線またはケーブルとバッテリーターミナルの1つ、またはコイルとの接続部が緩んでいる。
  5. エンジンオイルが硬すぎる(寒冷な気候下)。
  6. フューエルタンクベントが詰まっている、またはフューエルラインが閉じているため、燃料の流れが制限されている。
  7. 燃料系、またはフィルターに水やゴミが入っている。
  8. フューエルポンプが作動していない。

始動するが回転が不規則あるいはミスファイアが生じる


  1. スパークプラグの状態が不良か、部分的に汚れている。
  2. スパークプラグケーブルの状態が悪く、リーク(漏電)している。
  3. スパークプラグギャップが狭過ぎる、または広過ぎる。
  4. バッテリーがほとんど放電してしまっています。
  5. バッテリーまたはコイルとの接続部で配線が傷んでいる、または接続が緩んでいる。
  6. 配線の絶縁が損傷しているために断続的に短絡している。
  7. 燃料系、またはフィルターに水やゴミが入っている。
  8. フューエルベントシステムが詰まっている。正規販売網店にご連絡ください。
  9. 1つまたは複数のインジェクターが詰まっている。
  10. インテークマニホールドから二次エアを吸い込み混合気が薄くなっている。

スパークプラグが繰り返し汚れる


  1. 混合気が濃過ぎる。
  2. 整備用のスパークプラグが不適切

プレイグニッション(早期着火)またはデトネーション(ノッキング音がする)


  1. 不適切な燃料。
  2. 整備用のスパークプラグが不適切
  3. インテークマニホールドから二次エアを吸い込み混合気が薄くなっている。
  4. 点火タイミングが早すぎる。

オーバーヒート


  1. オイルの供給が不足しているか、またはオイルが循環していない。
  2. ノッキングしているエンジンにカーボンが堆積している。正規販売網店にご連絡ください。
  3. 長時間のアイドリングまたはパレード走行などのため、シリンダーヘッド周辺の空気の流れが不足している。

過度の振動


  1. リアフォークピボットシャフトが緩んでいる。正規販売網店にご連絡ください。
  2. フロントエンジン取り付けボルトが緩んでいる。正規販売網店にご連絡ください。
  3. 潤滑不足またはベルトの磨耗によって、フロントチェーンまたはリンクがきつい。
  4. エンジンとトランスミッションの取り付けボルトが緩んでいる(該当モデル)。正規販売網店にご連絡ください。
  5. フレームが損傷している。正規販売網店にご連絡ください。
  6. ホイールまたはタイヤ、あるいは両方に損傷がある。正規販売網店にご連絡ください。
  7. アライメントが不良である。正規販売網店にご連絡ください。

エンジンオイルが循環しない(オイルプレッシャー警告ランプが点灯)


  1. オイルが不足しているか、水分が混入している。
  2. 寒冷気候のためオイルがシャーベット状または氷状になりオイルフィードが詰まっている。
  3. オイルプレッシャースイッチ配線のアースへの短絡、またはスイッチの不具合。正規販売網店にご連絡ください。
  4. チェックバルブが故障しているか、正しく取り付けられていない。正規販売網店にご連絡ください。
  5. オイルポンプに問題がある。正規販売網店にご連絡ください。

オルタネーターが充電しない


  1. レギュレーターがアースされていない。正規販売網店にご連絡ください。
  2. エンジンのアースワイヤーが緩んでいるか、損傷している。正規販売網店にご連絡ください。
  3. 充電回路の配線が緩んでいるか、断線している。正規販売網店にご連絡ください。

オルタネーター充電率が通常より低い


  1. バッテリーが弱っている。
  2. 付属アクセサリーが多すぎる。
  3. 接続部が緩んでいる、または腐食している。
  4. アイドリングの時間、または低速で走行する時間が長すぎる。

シフトが困難


  1. シフターロッドが曲がっている。正規販売網店にご連絡ください。
  2. ギヤオイルの粘度が高すぎる。

トランスミッションのギア抜け


  1. トランスミッション内部のシフタードッグが摩耗している。正規販売網店にご連絡ください。

クラッチが滑る


  1. クラッチコントロールが調整不良。正規販売網店にご連絡ください。
  2. フリクションディスクが摩耗している。正規販売網店にご連絡ください。
  3. クラッチスプリングのテンションが不十分。正規販売網店にご連絡ください。

クラッチがひきずる、あるいは切れない


  1. クラッチコントロールが調整不良。正規販売網店にご連絡ください。
  2. プライマリーチェーンケースの潤滑油が多すぎる(該当モデル)。
  3. クラッチディスクが歪んでいる。正規販売網店にご連絡ください。
  4. クラッチスプリングプレートのリベットが外れている。

クラッチのチャタリング


  1. フリクションディスクまたはスチールディスクが摩耗しているか、歪んでいる。正規販売網店にご連絡ください。
  2. クラッチスプリングプレートのリベットが外れている。

ブレーキが正常に作動しない


  1. マスターシリンダーのフルードレベルが低い。正規販売網店にご連絡ください。
  2. ブレーキラインに空気が混入している。正規販売網店にご連絡ください。
  3. マスターシリンダーのピストンが摩耗している。正規販売網店にご連絡ください。
  4. ブレーキパッドがグリースまたはオイルで汚れている。正規販売網店にご連絡ください。
  5. ブレーキパッドが摩耗し過ぎている。正規販売網店にご連絡ください。
  6. ブレーキディスクが摩耗し過ぎている、または歪んでいる。正規販売網店にご連絡ください。
  7. 熱のためフェード現象が起こっている。ブレーキの使いすぎ、またはブレーキパッドを引きずっている。正規販売網店にご連絡ください。
  8. ブレーキが引きずられている。ハンドレバーでの遊びが不十分。正規販売網店にご連絡ください。

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