PROGRESSIVE(プログレッシブ)のリアサスペンション調整
僕のハーレーダビッドソン スポーツスターは中古で購入したときからプログレッシブ412シリーズ11インチのサスペンションが付いてました。
ノーマルよりも車高を下げてローダウンしてます。ローダウンのデメリット、乗り心地が最悪でして道路の凹凸や段差でモロに体へ伝わります。お陰で長距離を走るとお尻が腫れて毎回大変です。
プログレッシブのサスというとフニャフニャなインプレッションが多いのですが僕のハーレーだけ硬いのでしょうか。
412シリーズは車種別にスプリングがあってXLスポーツスター(260kg)以外にもダイナ(300kg)もあるので間違えてるのかな?
そこで乗り心地を良くするためにサスペンションの堅さを調整しようと思います。
プログレッシブ412のサスペンション調整
プログレッシブのサスは5段階で堅さを変えられます。
プログレッシブ412タイプのカバー付きはカバーごとプリロード調整フックレンチで回して調整します。
このフックレンチがプログレッシブ専用品もあるのですが汎用品を使っても回せます。
キタコ(KITACO)ピンスパナと隙間に硬いものを挟んで回します。剛力なら素手で回してプリロード調整もできます。
サスペンションが堅いからプリロードを弱くしようと思ったら。あらやだ初めから最弱の1になってます。
ん〜???これってもしかするとスプリングが弱すぎて底付きしてるんじゃ?
ハーレーのシートに跨って体重を思いっきり掛けてみるとゴツンと底を付きます。
なんとサスペンションのスプリングテンションが掛かっておらずブカブカ状態。最弱すぎてスプリングが効いてません。つまりノーサス状態で乗ってたことになります。これじゃ何もかもお尻に衝撃が伝わり痛いわけだ。
フックレンチを使ってスプリングを最強5の位置に回してシートに跨ってみるとサスペンションがゆっくり沈み込んでいきます。ゴツンと底付きしません。
サスが堅いから柔らかくしようと思ったら逆でした。スプリングレートを強くすることでサスペンションが効きました。
ハーレー用プログレッシブ412のサスペンションは柔らかい
多くのレビューにあるようにプログレッシブのサスペンションはソフトなようで最弱1にするとハーレーの車重だけでスプリングが押しつぶされてしまいます。オッサンはプリロードを最強の5から1段下げた4で丁度いい感じでした。
道路を走ってみると、おっお尻が痛くない!サスペンションが働いて衝撃を吸収してくれます。
これなら長距離も走れそうだ。もうマンホールが怖くない883になりました。
今回使ったパーツと工具
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