フロントフォーク鏡面加工
生産されてから10年経つ僕のハーレーダビッドソン883は経年劣化でフロントフォークが汚れています。
アウターチューブのクリア塗装が黄色に変色して内部のサビが黒い模様になってます。
アウターチューブがくすんでいて美しくない。
そこで、
フロントフォークのアウターチューブを鏡面加工します
フロントフォークを作業しやすいようにハーレーのフロントタイヤを外します。
まずは、ジャッキアップしてフロントタイヤを浮かせます。
フェンダー、ブレーキ、タイヤの順に外していきます。
工具はインチ、ミリサイズ、10ミリ12角ソケットレンチ、トルクスなど多種多様に必要でした。
古いクリア塗装を剥離します
まずは黄色に変色した表面のクリア塗装を剥離剤で落とします。
剥離剤は悪魔的強力なデイトナMCペインター剥離剤を使用します。ホームセンターで売ってる軟弱な剥離剤ではウレタン塗装を剥がせません。
ちなみにフロントフォークはSHOWA製でした。これって日本製ですよね。予想通りというかハーレーは日本製のフロントサスペンションを使ってるから国産バイクメーカーのインナーチューブ39mmと互換性がありそうです。
剥離剤を刷毛でアウターチューブに直接塗っていきます。
この日、外気が高い影響で剥離剤を塗ったら直ぐにクリア塗装がメラメラ剥がれはじめました。
剥離剤は強力なのでフレームやエンジンの塗装が落ちないよう養生しておくと良いです。
養生シートはレジャーシートのゴジーターを使用した。
汚れたクリア塗装が全部取れました。
クリア塗装を剥離しただけではピカピカにならないんですね。
このままだと美しくないのでディスクグラインダーにフェルトを付けてバフ掛けします。
フェルトバフと研磨剤青棒は100均のダイソーで買ってきました。
片方だけバフ掛けし終わった写真がこちら
あの白く曇ったフロントフォークをバフ掛けすると鏡面状になります。
輝き方が全然違いますね。
両方バフ掛けが終わりました。
今回は無精してフロントフォークを車体から外さずに作業してます。
研磨剤が飛び散らないようにビニールシートで養生しているのがポイント。
飛び散った青棒のカスが車体に付くと落とすのが大変なんでバフ掛けする時は養生しておくと良いですよ。
タイヤ取り付け
バフ掛けで鏡面加工を終えたら元通りにタイヤなどを取付けます。
おぉビューティフル!この輝き最高ですね。
今回はクリア塗料のトップコートはしません。どうせ汚れるし錆びたらピカールで磨きます。
僕のハーレーダビッドソンが益々綺麗になりました。
ハーレーの楽しみ方は走る以外に磨いて楽しむ。眺めてニヤニヤする。なんてのもアリなんじゃないでしょうか。
今回使った工具とケミカル類
メンテナンス記録