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エアークリーナーフィルター洗浄

今回はハーレーのエアクリーナーフィルターの掃除です。

ぼくの883は社外品のS&Sエアクリーナーが装着されてます。と言うかされてました。

前のオーナーがエアクリカバーを外せなかったので最低でも2年は交換されてません。

エアクリーナーカバー取り外し

S&Sのエアクリーナーカバーのネジを外します。

ネジは通常よりも大きいドライバーで外しましょう。
通常のドライバーでは細すぎてネジの頭をなめやすいです。

ドライバーのサイズは直径8mm

マイナスドライバーならサイズ8×150
プラスドライバーならサイズ3×150
が良いでしょう。

フィルターの取り外し

カバーを外してフィルターを取り出したら、やだ真っ黒です。

長年使われてフィルターが汚れまくり。

油の雫が垂れてくるほどオイルが溜まってるよ。

ブローバイガスでか汚れベッタリのエアクリフィルター。

フィルターの洗浄

S&Sのエアクリフィルターは使い捨てタイプでなく洗浄して再利用できるんです。

バイク用品店でエアクリーナー洗浄キットが売ってますがお値段3000円とか情弱馬鹿にすんなよ。

100円のレンジクリーナー

油落としは100円均一ダイソーで買って来たレンジフードクリーナー（強アルカリ性）です。

油落とし

レンジクリーナーをフィルターにシュッシュッと掛けるとみるみるうちに油汚れが落ちていきます。

エアーフィルター洗浄中

油汚れがどんどん溶けて綺麗になっていくよ。まぁレンジフードクリーナより強い洗剤無いでしょ。

間違っても洗車でこの洗剤使っちゃ駄目ですよ。塗装が溶けます。

熱湯に浸け置き

バケツに熱湯を入れて洗剤を付けたフィルターを浸け置き洗いします。

内側も油を落としたいのでバケツにお湯いれてそのままフィルター放り込んで30分間放置します。

フィルターの油汚れがみるみる落ちていきます。

待っている間、エアクリーナー本体をパーツクリーナーで洗浄しておくと良いでしょう。

フィルターの水洗い

十分油が落ちたらフィルターを水洗いします。

水道ホースでフィルターをすすぎ洗いし洗剤を落とします。

水洗いすると、あら綺麗さっぱり新品状態。

100円のレンジクリーナー最強！忌まわしい過去と共に消し去ってやったぜ。

フィルター乾燥

あとは、天日に干して乾いたらシリコンスプレー吹いて装着すれば完了です。

今回フィルターに吹くオイルはサラサラ系のシリコンオイルを塗布しましたが、2サイクルエンジンオイルでもOK。
2サイクルエンジンオイルならメーカー別に赤とか青とか緑があるから気に入った色を選んでね。

ホンダ2サイクルオイルULTRA＝赤色
ヤマハ2サイクルオイルAUTOLOBE＝青色
スズキ2サイクルオイルCCIS＝緑色

あと、塗り過ぎはフィルターが詰まるから程々にしましょう。
なお、潤滑剤のクレCR-C556はプラスチックやゴムを侵食し破壊してしまうから使っちゃ駄目ですよ。
ゴム製品にはシリコンオイル・シリコングリスを使います。

エアクリーナーカバー取り付け

フィルターの洗浄が完了したらエアクリーナーカバーを取り付け元に戻します。

エアクリーナーカバーのネジは振動で緩みやすいのでネジロックを塗っておきましょう。

ネジロックは中強度タイプを使用します。

今回使ったパーツと工具

ネジロック	ドライバー マイナス8×150	ドライバー プラス3×150	エアフィルタークリーニングキット

メンテナンス記録

エンジンオイル交換	プライマリーオイル交換
ドレンホース交換	エアークリーナー洗浄
フロントフォーク鏡面加工	フロントフォークオーバーホール
ベルトテンション調整	プライマリーチェーン調整
ブレーキフルード交換	ブレーキパッド交換
ハーレーのタイヤ交換	ホイールベアリング交換
プーリーのベアリング交換	スロットルワイヤーの交換
サスペンション調整	リアサスポリブッシュの交換
ホイール黒ずみ落とし	タイマーカバーの錆取り
エアクリーナーカバー剥離	車検対策マフラー交換
ユーザー車検にチャレンジ	ミラー穴埋めキャップ取付け
スピードメーター調整	ハンドルグリップ交換
ハーレーの洗車	スパークプラグ交換